冬は結構な回数通っているけど夏は初めてで新鮮な道。
急斜面に作業用のレールがあります。
流木でせき止められ沼。崩壊したら怖いです。
道中、何回か大きな落石音。なんだかなぁという沢です。
滝は巻くほかなく、結果的に2つ目の巻きが上がり過ぎで、川に戻るのが困難に。
この後、懸垂を重ね戻ろうとする。
その際、懸垂でロープすっぽ抜くミスをやらかし、数メートル滑落。そこで止まらなければ100m位落ちて万事休していた。
垂壁ではなく油断があった。自身おそらく黒岳雪崩時に匹敵すると思われる重大ミス。
気を取り直し、その後も2回ほど懸垂した先で上部の雪渓が見える。
写真ではうまく撮れていないけど、かなり状態悪く見え、これでやる気がなくなった。
雪渓の処理という類には感じられず。
乗ったりくぐったりすれば、行けるのだろうけど、技量とは関係なく運任せ的な…笑
いまいち肝試し山行する気になれなかった。
同行した皆も撤退で一致したので撤退。が、30mロープ一本で来たため、降りるにも長い懸垂ができず、左岸尾根をのっこすことにしたのだけど、なかなかの斜度で、上部にいたってはもろい岩塔で苦労。アルパインクライミングな様相に。
上がった後はルーファイうまくいき下降沢発見。期待した通り水が流れていて、歩きやすく助かった。
名も無きかっこいい滝もあります。
景観抜群。
黒岳沢への降り方で意見分かれたのでじゃんけん。大先輩が勝ち、ついていった先には、
ガレで埋まって、歩いて降りれる完璧な下降ルートが。やはり経験値が違います。
装備もあるが、懸垂ミスは猛省。
沢自体では、例年の状態はわからないけど、今回のはちょっとなぁ。
逆に行く時期を遅らせずに、雪渓がしっかりしている時にそれなりの装備で行った方が楽しめるのかな?どうなのでしょう?
黒岳エリア、ほんといろいろ鍛えさせてくれます。