タスマン氷河① Tasman Glacier New Zealand Ski Tour 2024年8月1-7日

2024年8月1日木曜日

1週間分の食糧と共に。

タスマン氷河下部。

Tasman Lake。氷河との境界線。

後に滑ることとなる、Starvation Saddle。

数日に及んだ嵐の影響で、セスナではまだ目的地へ降ろせないとのことで、アイスフォールランド手前に一度降ろされた。

「20分後、ヘリが迎えに来るぜ!」

カッコイイです。

氷河ど真ん中に降ろされて、はやくも感無量。

ただ、誰に聞いてもクレバスには気をつけろと言われてきているため、つぼ足で歩くのなんか怖いよね。

後に来たヘリに再度積み込み。

アイスフォールランド。Ice fall land.

なんじゃこりゃ…クレバスってとんでもないなと思いました。その奥の崖上にTasman Saddle Hutがあります。

正面に我らが滞在予定のKerman Hutが見えます。

膝に難がある私は、荷運びドキドキです。

解き放たれる。

いやもう荷物なんていいわということで滑る。

緩いがそんなことはどうでもよかった。

なんじゃこの景色…。

荷揚げ。激しい嵐の後のため、雪崩要警戒日ということで、小屋前の斜面も滑るのはやめておけとは言われるものの、登らないとたどり着けません。

確認のち、半分置いてきた荷物までGO。

見た目よりも意外と普通に斜度あります。

最高過ぎる…。

沢師とNジョウ氏には3往復してもらいました。

私は2往復。

入口予想場所を掘る。

Kerman Hutのドアは埋まっていたものの、長期滞在ということで、掘り起こす。

クレバスは経験なく不安あるものの、こういうのはお手の物です。

大量の食糧他、ワイン5L、ビール13本、コーラ13本、オレンジジュース3L。

この小屋、崖際の立地のため、とにかく絶景。

キッチンからも。

トイレからも。

日が沈んだ後も、ご飯食べながらも何度も外へ出ました。

氷河の景色に魅了されました。

星空観察にも定評のあるニュージーランドですが、初日から間違いなく素晴らしい夜空でした。

目次