2024年8月1日木曜日
1週間分の食糧と共に。
タスマン氷河下部。
Tasman Lake。氷河との境界線。
後に滑ることとなる、Starvation Saddle。
数日に及んだ嵐の影響で、セスナではまだ目的地へ降ろせないとのことで、アイスフォールランド手前に一度降ろされた。
「20分後、ヘリが迎えに来るぜ!」
カッコイイです。
氷河ど真ん中に降ろされて、はやくも感無量。
ただ、誰に聞いてもクレバスには気をつけろと言われてきているため、つぼ足で歩くのなんか怖いよね。
後に来たヘリに再度積み込み。
アイスフォールランド。Ice fall land.
なんじゃこりゃ…クレバスってとんでもないなと思いました。その奥の崖上にTasman Saddle Hutがあります。
正面に我らが滞在予定のKerman Hutが見えます。
膝に難がある私は、荷運びドキドキです。
解き放たれる。
いやもう荷物なんていいわということで滑る。
緩いがそんなことはどうでもよかった。
なんじゃこの景色…。
荷揚げ。激しい嵐の後のため、雪崩要警戒日ということで、小屋前の斜面も滑るのはやめておけとは言われるものの、登らないとたどり着けません。
確認のち、半分置いてきた荷物までGO。
見た目よりも意外と普通に斜度あります。
最高過ぎる…。
沢師とNジョウ氏には3往復してもらいました。
私は2往復。
入口予想場所を掘る。
Kerman Hutのドアは埋まっていたものの、長期滞在ということで、掘り起こす。
クレバスは経験なく不安あるものの、こういうのはお手の物です。
大量の食糧他、ワイン5L、ビール13本、コーラ13本、オレンジジュース3L。
この小屋、崖際の立地のため、とにかく絶景。
キッチンからも。
トイレからも。
日が沈んだ後も、ご飯食べながらも何度も外へ出ました。
氷河の景色に魅了されました。
星空観察にも定評のあるニュージーランドですが、初日から間違いなく素晴らしい夜空でした。