８月５日（月）５日目 休養日
なんと水が出たぞー！
凍結している排水管の開通に尽力するスタッフ。
この小屋、毎日定時に無線で天気や山情報を教えてくれます。
英語です。なまりがあるらしいです。
明日に向けて良い光。
８月６日（火）６日目 Starvation Saddle２
毎度ながらトイレから戻るときも絶景。
決戦モード。
悪天明けで、明らかに雪の安定度は怪しい。
狙っていた斜面はリスク高いと判断し、一昨日と同じ面へ。
にしても氷河って不思議。雪温度が－１０℃くらいあります。地面が冷たいんです。気温はプラス位上がるのですが、思いのほか寒く、降った雪が何日も腐らないのはそのせいと思われます。雪洞とか掘ったらどのくらい寒いのだろう…。
また、弱層がほとんどありません。層はあるのですが、温度変化が少ないからか、凄い綺麗な面が出てきます。雪崩れるのは降った表面が落ちるのがほとんどなのかな。
気合入れて滑った。
みなさんキマッテます。
さらにMurchison Glacierの底へ。
Tasman Saddleへ帰る。
最後に爪痕を残すべく。現地３人組のクレバスライン（4日目）を狙う！
陰っているのも我々らしいじゃないですか！
いや怖えーよ！
ビビりまくりのグダグダ…苦い思い出…これぞ我々の山というものよ！
何はともあれ、これが最高の１本であった。
Last night.
８月７日（水）７日目 Tasman Glacier
この日嵐が来るということで、早朝から撤収準備。
ありがとう。Kerman Hut。
脱出。風強し。
慎重を期して。
ガス抜けたらクレバス手前という…
視界悪いとマズイよね…。
迫りくるストーム笑
打ち合わせポイントへ！（標高1400ｍ位）
そしてヘリちか！
万国共通の飲み物にて。
ヘリ一機 往復約 ２５００NZD
Kerman Hut 一泊ひとり 40NZD （1ニュージーランドドル＝約90円でした）