3年ぶりの沢となった相方。
「山は逃げないというがあれは嘘。山は逃げる。山は追いかけねばならない。」
いきなりの名言が突き刺さる。
「山屋の三大北壁「就職・結婚・出産」をグランドスラムした男の言葉、重みが違う!」(沢師後日談)
歳を重ねるごとに、まわりの諸先輩方の生き様の凄さを感じます。
さすがに子連れ、至近距離で、ここまで人を警戒しない鹿は知床ならではな気がします。
こういうのも知床ならでは。
F1の3段目に難儀し、いきなりロープ出す。
さすがの素晴らしい景観。
ロープ出して直登。垂壁に近い。
さらにF8。名も無き枯滝直登。一部オーバーハングでプアプロテクション…。
今季最高のクライミング。
今夏、スポーツクライミングしている時間が長くなっていますが、こういう時のためにやってきたと思えて良き瞬間でした。
痺れた…。地図上距離は短いですが、幾度もロープ出し登攀。かなり積極的なラインを登りました。
疲労感たっぷり。内容の濃い沢です。
登山道に出ます。我々を祝福するゴールテープがありました。
これぞ知床。
カムイワッカ川下降。
もうどこでも漬かりたいくらいの温泉の川。
懸垂下降で温泉in!
最後もゴールテープ付き。ただ、ここでは我々は不審者です。